「認定作業療法士、専門作業療法士って、よく聞くけど、どんな資格なんだろう…」
「資格を取ったら、給料は上がるの?キャリアパスはどうなるの?」
作業療法士の皆さん、キャリアアップを考える上で、認定作業療法士、専門作業療法士という資格は、気になりますよね。
これらの資格は、作業療法士としての専門性を高めるための一つの指標となりますが、資格取得後のキャリアについては、具体的にイメージできない…という方もいるかもしれません。
この記事では、
- 認定作業療法士、専門作業療法士の資格の概要
- 資格取得のメリット・デメリット
- 給与事情
- キャリアパス
- 資格取得の方法
- 資格取得後のキャリア形成
など、認定・専門作業療法士を目指す上で、知っておきたい情報を、ぎゅっと凝縮してお届けします。
この記事を読めば、
「認定・専門作業療法士って、こんな資格なんだ!」
「資格取得後のキャリア、こんな可能性があるんだ!」
と、あなたのキャリアアップへの道筋が、明確になるはずです。
さあ、一緒に、作業療法士としての更なる高みを目指しましょう!
認定・専門作業療法士って何?…資格の概要と違い
「認定作業療法士と専門作業療法士って、何が違うの?」
そう思いますよね。
ここでは、それぞれの資格の概要と違いについて、解説します。
認定作業療法士とは…臨床実践、教育、研究、管理運営能力
認定作業療法士とは、日本作業療法士協会が認定する資格で、
- 臨床実践能力
- 教育・研究能力
- 管理運営能力
の3つの領域において、一定水準以上の能力を有すると認められた作業療法士です。
「作業療法士としての、総合力を高めたい!」という方におすすめの資格です。
専門作業療法士とは…特定の専門分野における高度な知識と技術
専門作業療法士とは、日本作業療法士協会が認定する資格で、認定作業療法士の上位資格です。
特定の専門分野において、
- 高度な知識
- 卓越した技術
を有すると認められた作業療法士です。
現時点(2023年)では、以下の8つの専門分野があります。
- 福祉用具
- 手外科
- 高次脳機能障害
- 精神科急性期
- 認知症
- 摂食嚥下
- がん
- 地域包括ケア
「特定の分野のスペシャリストになりたい!」という方におすすめの資格です。
資格取得のメリット…スキルアップ、キャリアアップ、給与アップ
認定・専門作業療法士の資格を取得するメリットは、
- スキルアップ:
- 専門知識・技術が向上する
- 自信を持って、臨床に取り組める
- キャリアアップ:
- 職場での評価が高まる
- 昇進・昇格の可能性が高まる
- 管理職、教育担当など、活躍の場が広がる
- 給与アップ:
- 資格手当が支給される場合がある
- 転職に有利になる
- その他:
- 患者さん、ご家族からの信頼が高まる
- 他の医療専門職からの信頼が高まる
- 自己成長、モチベーション向上につながる
資格取得の難易度…道のりは長いが、挑戦する価値あり!
認定・専門作業療法士の資格取得は、簡単ではありません。
- 長時間の研修受講
- 厳しい試験
- 症例報告
- 論文発表
など、時間と努力が必要です。
しかし、資格取得を通して得られるものは、非常に大きいです。
「作業療法士として、もっと成長したい!」「専門性を高めたい!」という方は、ぜひ、挑戦してみてください。
気になる!認定・専門作業療法士の給与事情
「認定・専門作業療法士の資格を取ったら、給料は上がるの?」
そう思いますよね。
ここでは、認定・専門作業療法士の給与事情について、解説します。
資格手当はもらえる?…職場によるが、月額数千円~数万円
認定・専門作業療法士の資格を取得すると、資格手当が支給される場合があります。
ただし、資格手当の有無、金額は、職場によって異なるのが現状です。
- 資格手当がある場合:
- 月額数千円~数万円程度
- 資格手当がない場合:
- 昇給、昇格の際に考慮される場合も
資格手当を目的に資格取得を目指す場合は、事前に、職場の規定を確認しておくことが大切です。
昇給・昇格に有利?…役職手当、管理職への道
認定・専門作業療法士の資格は、昇給・昇格に有利に働く可能性があります。
- 資格取得が、人事評価の加点対象となる
- 役職手当が支給される
- 管理職への昇進の可能性が高まる
など、資格取得が、キャリアアップのきっかけとなることもあります。
転職に有利?…求人での優遇、好条件の提示
認定・専門作業療法士の資格は、転職にも有利です。
- 求人情報に、「認定作業療法士歓迎」「専門作業療法士優遇」などと記載されている場合がある
- 書類選考や面接で、有利になる
- 好条件(給与、勤務時間、休日など)で採用される可能性が高まる
など、資格が、あなたの強みとなります。
全体的な傾向…資格取得は、必ずしも給与アップに直結しない?
ただし、認定・専門作業療法士の資格を取得すれば、必ず給与が上がるというわけではありません。
- 資格手当がない職場もある
- 給与体系は、職場の規定によって異なる
など、資格取得が、必ずしも給与アップに直結しないということを、理解しておきましょう。
広がるキャリアパス!資格取得後の活躍の場
「認定・専門作業療法士の資格を取得したら、どんな仕事ができるの?」
そう思いますよね。
ここでは、資格取得後のキャリアパスについて、ご紹介します。
臨床現場のスペシャリスト…高度な専門知識・技術を提供
認定・専門作業療法士は、臨床現場のスペシャリストとして、
- より高度な専門知識・技術
- 質の高いリハビリテーション
を、患者さんに提供することができます。
- 難易度の高い症例を担当する
- 他の作業療法士の指導・教育を行う
- チーム医療のリーダーとして活躍する
など、臨床現場で、より専門性の高い仕事に携わることができます。
教育・指導者…後進の育成、研修会・セミナー講師
認定・専門作業療法士は、教育・指導者として、
- 後進の育成
- 研修会・セミナー講師
など、教育活動に携わることもできます。
- 養成校の教員になる
- 実習指導者になる
- 学会や研修会で、講師を務める
など、自分の知識や技術を、次の世代に伝えるという、やりがいのある仕事です。
研究者…臨床研究、学会発表、論文執筆
認定・専門作業療法士は、研究者として、
- 臨床研究
- 学会発表
- 論文執筆
など、研究活動に携わることもできます。
- 新しいリハビリテーション技術の開発
- エビデンスの構築
- 作業療法の発展に貢献
など、作業療法の未来を切り拓くという、重要な役割を担うことができます。
管理者…リハビリテーション部門の運営、マネジメント
認定・専門作業療法士は、管理者として、
- リハビリテーション部門の運営
- マネジメント
など、組織運営に携わることもできます。
- 主任、係長、課長などの役職に就く
- リハビリテーション部門の目標設定、業務改善
- スタッフの育成、評価
- 予算管理
など、組織をリードするという、やりがいのある仕事です。
その他…行政機関、企業、独立開業
認定・専門作業療法士の活躍の場は、医療機関や介護施設だけではありません。
- 行政機関:
- 保健所、福祉事務所など
- 地域リハビリテーション推進事業
- 障害者福祉施策
- 企業:
- 一般企業での健康管理、メンタルヘルス対策
- 医療機器メーカーでの商品開発、営業
- 福祉用具メーカーでの商品開発、営業
- 独立開業:
- 訪問リハビリテーション事業所
- リハビリテーション専門のコンサルティング会社
など、様々な分野で、専門知識・技術を活かすことができます。
資格取得を目指すには?…取得方法と注意点
「認定・専門作業療法士の資格を取得するには、どうすればいいの?」
そう思いますよね。
ここでは、資格取得の方法と注意点について、解説します。
認定作業療法士の取得方法…協会指定の研修受講、試験合格
認定作業療法士の資格を取得するには、
- 日本作業療法士協会の会員であること
- 作業療法士免許取得後、5年以上経過していること
- 協会指定の研修を修了すること
- 基礎研修
- 実践研修
- 課題別研修
- 認定作業療法士認定試験に合格すること
などの条件を満たす必要があります。
専門作業療法士の取得方法…認定作業療法士取得後、さらに研修・試験
専門作業療法士の資格を取得するには、
- 認定作業療法士であること
- 認定作業療法士取得後、3年以上の臨床経験があること
- 協会指定の専門分野別研修を修了すること
- 専門作業療法士認定試験に合格すること
- 症例報告
- 筆記試験
- 口頭試問
などの条件を満たす必要があります。
注意点…時間、費用、継続的な学習
認定・専門作業療法士の資格取得には、
- 時間
- 費用
- 継続的な学習
が必要です。
- 時間:
- 研修受講、試験勉強、症例報告作成など、多くの時間が必要
- 仕事と両立しながら、資格取得を目指す場合は、計画的な学習が必要
- 費用:
- 研修受講料、受験料、教材費など、費用がかかる
- 職場によっては、資格取得支援制度がある場合も
- 継続的な学習:
- 資格取得後も、常に新しい知識や技術を学び続ける必要がある
- 学会や研修会に、積極的に参加する
など、資格取得は、ゴールではなく、スタートという意識を持つことが大切です。
資格取得はゴールじゃない!…その後のキャリア形成が重要
「認定・専門作業療法士の資格を取得したら、それで終わり…」
ではありません。
資格取得は、キャリアアップのスタートラインです。
資格取得後も、
- 自己研鑽
- 情報発信
- ネットワーク構築
など、継続的なキャリア形成が重要です。
自己研鑽…常に学び続ける姿勢
医療技術は、日々進歩しています。
認定・専門作業療法士として、常に新しい知識や技術を学び続ける姿勢が大切です。
- 学会や研修会に、積極的に参加する
- 専門書や論文を読む
- 他の作業療法士と、情報交換をする
など、自己研鑽を怠らないようにしましょう。
情報発信…学会発表、論文執筆、SNS
認定・専門作業療法士として、自分の知識や技術を、積極的に発信することも大切です。
- 学会発表
- 論文執筆
- SNSでの情報発信
など、アウトプットすることで、
- 自分の知識や技術が整理される
- 他の作業療法士との交流が生まれる
- 新たな学びの機会が得られる
など、更なるスキルアップにつながります。
ネットワーク構築…他の専門職との連携、情報交換
認定・専門作業療法士として、他の専門職との連携、情報交換も、積極的に行いましょう。
- 医師、看護師、理学療法士、言語聴覚士など、多職種と連携する
- 他の認定・専門作業療法士と交流する
- 地域の作業療法士会に参加する
など、ネットワークを構築することで、
- 視野が広がる
- 新たな知識や技術を習得できる
- 困った時に相談できる
など、より質の高いリハビリテーションを、患者さんに提供できるようになります。
まとめ
作業療法士の皆さん、認定・専門作業療法士の資格取得、そして、その後のキャリアについて、理解が深まったでしょうか?
認定・専門作業療法士は、作業療法士としての専門性を高めるための一つの選択肢です。
資格取得は、
- スキルアップ
- キャリアアップ
- 給与アップ
など、多くのメリットがありますが、資格取得が、必ずしも成功を保証するものではないということも、理解しておきましょう。
大切なのは、資格取得を、ゴールと捉えるのではなく、スタートラインと捉え、常に学び続け、自己成長を続けることです。
この記事でご紹介した、
- 認定・専門作業療法士の資格の概要
- 給与事情
- キャリアパス
- 資格取得の方法
- 資格取得後のキャリア形成
を参考に、あなた自身のキャリアプランをじっくりと考えてみてください。
「もっと専門性を高め、患者さんに貢献したい!」
そう願うあなたの、一歩踏み出す勇気を、心から応援しています!